当院では、骨盤臓器脱にも力を入れて取り組んでおります

骨盤臓器脱とは、骨盤の臓器である子宮、膀胱、直腸などがだんだんと下がってきて、膣や肛門から体外に出てしまう病気です。
原因として、加齢や出産による骨盤の底を支える筋肉や靱帯のゆるみ、肥満、過度の腹圧などがあげられます。
脱出する臓器により、子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤、小腸瘤、膣脱、S状結腸瘤と呼ばれ、これらが単独または複雑に合併しながら脱出します。
脱出する臓器に応じて排泄障害の症状や疼痛不快感などを伴い、日常生活の質(QOL)がしばしば低下します。

 

このような症状でお悩みの場合はご相談ください

 下腹部に違和感がある

 尿や便がすっきりと出ない

 股の間にものがはさまった感じがある

 出血がある

※症状は進行によって様々です。違和感がある際は、一度受診をおすすめいたします。

当院では、女性に通って頂きやすい院内環境に努めております。
お子様連れの方でも、お気軽にご来院ください。施設においては、女性専用ルームや、入院施設などもございます。

 

治療方法として

骨盤臓器脱は軽度のものはお薬やトレーニングで症状の改善はみられますが、通常は手術となることが多いです。
子宮脱の場合は、脱出が軽度の方や手術を受けられない方のためには、対症療法としてリングペッサリーを挿入する方法もあります。
当院では患者さまの脱出臓器や脆弱部位をきちんと評価し、それぞれにもっとも適した手術を選択し、他の方法のメリットデメリットをきちんと説明して手術を行うようにしています。
地域連携に力も入れておりますので、当院で対応できない場合は、患者さまの症状や状態に合わせた施設へご紹介します。
症状の事でお悩みの場合はお気軽に当院へ御相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お気軽にお問い合わせください。0897-41-8101受付時間 8:30-17:00 [ 木曜午後・土曜午後・日・祝日除く ]

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