ごあいさつ

「地方でも標準治療の一歩先を」
肛門外科・胃腸内科の専門性を生かした医療を提供します。

当クリニックは、1982年に消化器外科医院として開院し、その後肛門疾患を中心に診療を行ってきました。肛門疾患を突き詰めてゆくと、「目は口ほどに物を言う」とおなじほど「肛門は口ほどに物を言う」と感じるようになり、様々な消化器疾患の診断治療を学ぶようになりました。2014年からは上下部内視鏡検査による消化器がんの早期診断導入をはじめ、機能性胃腸疾患治療や排便障害診断治療・骨盤臓器脱診断治療にも専門的に積極的に取り組んできました。今後とも地域皆さまにより良い医療を提供できるように邁進してまいります。

 

医師紹介

院長・理事長 大橋 勝久

平成13年に岡山大学医学部卒業し、4年間岡山大学病院第一外科関連病院で外科医としての研修をうけ、東京の社会保険中央総合病院大腸肛門病センターで大腸肛門疾患に特化した診断治療を学びました。平成21年より新居浜市の十全総合病院で外科医として診療勤務し、平成26年より当院現職となりました。社会保険病院で学んだ屈指の肛門疾患治療と、岡山大学系列で修練した外科手術(各種消化器がんの内視鏡・腹腔鏡手術)を得意にしています。
「地方でも標準治療の一歩先を」をモットーに、正しい診断と確実な治療を行うことで、ほんとうの意味で患者さんに優しい医療を心がけています。
また、自身がヘビースモーカーで平成26年4月から禁煙しましたが、禁煙していままで良いことばかりです。

令和の時代となりましたが、医療技術の進歩とニーズの変化、それらを取り巻く日本の医療体制は目まぐるしく変化しています。
最先端の技術がわずか10年で時代遅れとなりうるこの時代に、各医療機関はそれぞれの役割や立ち位置を踏まえ、
地域の患者さんにどのような医療を提供できるかを真摯に考えなければなりません。

肛門疾患で高い専門性を誇ってきた当院は、次のステップとして
①より高度な肛門疾患診療 ②排便障害(便秘症・便失禁)診療 ③炎症性腸疾患診療 ④消化器がんの早期診断や機能性胃腸疾患診療
を柱とし、地域の医療機関と連携した診療を目指します。

かねてから掲げていた「地方でも標準治療の一歩先を」をモットーに、全力で地域医療に取り組みたいとおもいます。
今後とも皆さまに医療を通して寄り添い、様々な疾患に対応できる医療機関を目指してまいります。

経歴

2001年 岡山大学医学部 卒業
2014年 大橋胃腸肛門科外科医院 入職

資格

医学博士
日本外科学会専門医/指導医
日本消化器外科学会専門医/指導医
日本大腸肛門病学会専門医/指導医
日本がん治療専門医
肛門手術技能認定医

所属

日本外科学会
日本消化器外科学会
日本大腸肛門病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内視鏡外科学会

世話人など

西日本肛門疾患懇話会世話人
愛媛炎症性腸疾患研究会世話人
愛媛肛門疾患懇話会世話人
愛媛ストマリハビリテーション研究会世話人
新居浜市消化器疾患懇話会世話人
東予消化器疾患カンファレンス世話人

院長・理事長 大橋 勝久

 

医師 大橋勝英

新居浜工業高校電気科出身の異色の外科医です。卒業後は三菱電気重電部門設計課に就職所属しましたが、当時は患者のたらい回しが社会問題となっていた時代で、救急医療体制が整っていない状況を憂い、一念発起し昭和41年岐阜大学医学部へ入学しました。医師となり岡山大学病院第一外科へ入局し、岡山済生会病院・今治済生会病院等で勤務後、昭和57年に「良質な医療の提供」をモットーに当地で大橋胃腸肛門科外科医院を開業しました。全国に遅れをとっていた肛門疾患治療では、県内外多くの患者さんから定評を得て、30年以上の肛門疾患治療で累積24,000件の肛門手術をおこないました。

自身も喫煙者でしたが、平成12年から禁煙推進、受動喫煙防止運動にも取り組んでいます。
平成30年8月より院長職をしりぞきましたが、開業してから36年間、地域医療への貢献と良質な医療の提供をモットーに 特に肛門外科領域で邁進して参りました。
この間、皆様方からご芳情ご指導を賜りながら、大過なく歳を重ねることが出来ましたことに厚く御礼申し上げます。
今後とも地域皆さまにより良い医療を提供してまいります。

経歴

1966年 岐阜大学医学部 卒業
1982年 大橋胃腸肛門科外科医院 開院

資格

医学博士
日本大腸肛門病学会専門医・指導医
肛門手術技能指導医

所属

日本外科学会
日本大腸肛門病学会

世話人など

NPO法人日本禁煙学会監事
タバコフリー愛媛顧問
新居浜市倫理法人会副会長
禁煙推進の会えひめ代表世話人(2009年 退任)
愛媛県医師会副会長(2012 年退任)
新居浜市医師会会長(2014年6月 退任)

医師 大橋 勝英

 

当院の4つのこだわり

1.本大腸肛門病学会専門医・指導医による治療

当院では肛門疾患治療において、県内外から多くの患者さまを治療しており、30年以上の肛門疾患治療で累積24,000件の肛門手術をおこなってきました。
肛門外科では、各種肛門疾患・排便障害・骨盤臓器脱診療に力を入れており、胃腸内科では、炎症性腸疾患・上部消化管内視鏡検査(胃がん診断やピロリ菌感染症の診断治療など)・下部消化管内視鏡検査(大腸がん診断やポリープ切除など)・小腸大腸カプセル内視鏡検査に力を入れております。これまでの様々な疾患や症例の経験をもとに、患者さまの状態に合わせた治療とお困り事に真摯に寄り添い取り組みます。

 

2.内設備の充実に力を入れています

当院では肛門外科・胃腸内科において、さまざまな疾患に対応できるよう院内設備の充実に力を入れております。検査前後の時間を少しでも快適に過ごして頂けるように、専用トイレを完備した大腸カメラの専用スペースを設けています。また、検査後にゆっくりと休んでいただける回復室もご提供しております。入院施設では、大部屋・個室(無料Wifiつき)・特別個室(無料Wifiつき)・女性専用ルームなどプライバシーに配慮した環境にも取り組んでおります。検査では、地域全体で不足した医療分野を補完するために小腸大腸カプセル内視鏡や排便障害の検査などを行なっています。

 

3.クセスが便利

当院は新居浜ICで下車して3分の所にあります。ICを降りてから、真っ直ぐ直進して頂き、国道11号線の交差点右手にあります。駐車場も50台御座いますので、お気軽にご利用ください。屋上に大きな看板がありますので遠方よりお越しの際の目安になります。

●愛媛県
大洲ICより約1時間15分
松山ICより約42分
今治湯ノ浦ICより約35分
●香川県
善通寺ICより約45分
高松東ICより約1時間10分

●徳島県
美馬ICより約1時間
徳島ICより約1時間半
●高知県
南国ICより約55分
高知ICより約1時間20分

 

4.性やお子様連れの方への配慮した院内作り

当院では、女性やお子様連れの方がお越し頂きやすいよう院内環境配備に取り組んでおります。2階入院病棟では、入院生活を少しでも快適に過ごして頂けるように、女性専用の大部屋やパウダールーム・お風呂などプライバシーに配慮した空間をご用意しています。手術前後でリラックスしてお過ごし頂けるように、今後ともご利用頂きやすい院内環境に努めてまいります。

 

院内のご紹介

リラックスしてお過ごし頂けるように、今後ともご利用頂きやすい院内環境に努めてまいります。

屋上の看板を目印にご来院ください。

受付です。まずはこちらにお越しください。

待合室です。問診票に必要事を記入して、お名前を呼ばれるまでお掛けになってお待ち下さい。

診察室です。まずは困っている症状について要点をしぼってお聞きます。

大腸内視鏡検査を受ける方専用の前処置室です。腸を洗い流すドリンクをのんで便を出すために、専用トイレを配備しています。

内視鏡検査後に休んでもらったり、点滴などの治療をうける部屋です。

入院病棟には女性専用のパウダールームと入浴スペースを設けています。

スタッフとの面談や来客者へは応接室で対応しています。

スタッフの休憩ルームで週1回チームミーティングをしています。

車椅子の方でも入りやすいように、表玄関や非常口などをバリアフリーとしています。

表の駐車場以外に、第2,3駐車場(計50台駐車可能)まで完備しています。

 

入院設備のご紹介

洗面台、トイレ、フリーWifiのある個室です。

女性大部屋です。部屋の前に女性専用のパウダールーム、トイレと入浴設備を設けています。

入院特別室は個室の設備に加え特に広めに部屋を確保しています。

談話室ではお見舞いに来られた方とお過ごしいただけます。マッサージチェアもございますのでお使い下さい。

女性専用でゆったりとできる浴室を用意しています。

 

各種検査機器のご紹介

食道、胃、十二指腸、大腸を検査する内視鏡システムです。異常部位の発見や質的診断に優れる拡大機能付きの内視鏡や、嘔吐反射の少ない経鼻内視鏡を備えています。炭酸ガス送気により検査後のガス残留が少ないので、検査後も楽にすごすことができます。

従来の内視鏡の欠点(大腸内視鏡の挿入に強い苦痛を伴う、奥まで入らない、小腸の異常がみれない)を補う小腸・大腸カプセル内視鏡も用意しています。

カプセル内視鏡を飲み込むことで、内部の写真をリアルタイムに撮影しながら外部レコーダに保存します。

肛門の圧力を測定する機械です。肛門の緩みによる便失禁や直腸脱、過剰な圧力上昇による裂肛などの評価に用います。

肛門部の筋電位計を利用してバイオフィードバック療法(尿失禁や便失禁の方へ、モニターを見ながら会陰部括約筋のトレーニングを行う治療)を行います。

胸部や腹部のレントゲン撮影を行います。

侵襲の少ない超音波検査を積極的に行っています。特に肛門部周辺にはCTのような断層像がみえる3D超音波検査を行い、異常部の評価を行っています。

 

お気軽にお問い合わせください。0897-41-8101受付時間 8:30-17:00 [ 木曜午後・土曜午後・日・祝日除く ]

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